いきさつ

アニメ化？ -何がどうなっているのやら

駄文同盟.comが検索エンジンだったはずなのに小説を連載していてなおかつそれがアニメ化？　

そんな事実は当方一切存じ上げておりません。と、言いますかエイプリルフールネタでした。ごめんなさいm(_ _)m。ちなみに上の画像のリンク先には大きいサイズの画像がありまして、いろいろと細部まで書き込まれていることがお分かりいただけると思います。人生ムダにしてるねと嘲笑した貴方ちょっと怒らないから歯ァ食いしばってそこに並びなさい。

いつの間にそんなのが！？

駄文同盟.comは前身の駄文同盟(元祖版)の頃よりエイプリルフールを欲望表現の場とし、昨年はTVインタビューを干葉テレビの粟山干明に受ける、というネタでそれなりにご好評をいただきました。そして今年、発表の場を新天地、駄文同盟.comに移して制作されたのがこの『公立駄文図書館生涯史編纂科御中アニメ化記事』なのです。

『公立駄文図書館生涯史編纂科御中』っていつの間にそんな小説作ってたの！？というお声をいただきそうなので予め断っておきますが、そんなモノ、作ってはおりません。完全に2005年4月1日のためだけのネタ物件です。そもそも検索エンジンですしねぇ。制作は8時間、やたら重くなり続けるpsdファイル(320dpiの印刷で耐えられるよう数千ピクセルサイズで制作作業していました)をいじりつつ『なんでこんなことやってるんだろう』と振り返ることもしばしば。紆余曲折を経てなんとか出来上がりました。

制作ウラ話

メモリが256MBの2002年製ノートパソコンで数十MBの画像(PhotoshopのPSD形式)を扱うという時点でムリがありまして、何度もパソコンの精霊さんにお伺いを立てなければならない事態に見舞われました。文章を編集するごとにガリガリ音を立て、移動を確定させるだけでマウスが動かなくなり。むしろ8時間でなんとかなったことそのものが奇跡と言っても過言ではありません。

なお構想段階では架空の雑誌『ネシトラソナー』はもっとネトラソ色をもっと前面に押し出していたのですが、作り始めてみるとアニメ化記事とネトラソの構成が合わないこと合わないこと。左側のページにこそいろいろあの雑誌の名残がありますが、右側ではどこの業界の雑誌だよ……という体裁になっています。またサイズをA4サイズと想定していたのに対し実際は変形版だったり、そもそもモノクロ記事をあんな場所に持ってこないよなと痛感したり、っていういか左から右にめくる雑誌じゃないしなと諦観したりしました。要は全く徹底し切れなかったことに今回の敗因があるような気がします。控えめにみても微妙な出来栄えですからね……。他のサイトさんのエイプリルネタを見ていくにつれだんだんと己のヘタレ具合が恥ずかしくなっていきました。来年こそはもっと……！！

お世話になりました

このネタ制作にあたりましては絵師の黒鳩さん、スイレンさんには大変お世話になりました。いただいたイラスト類は後述のマスコットキャラ化企画で黒鳩さん、スイレンさんに描いていただいたものを利用。もちろん当初からこのネタ化を前提としていたわけではないので、いただいたイラストの中からそれらしいのを選ぶのに苦労しました。なおお二人には事後承諾でした……見切り発車だったんですよね。

(黒鳩さん運営・pathos)

(スイレンさん運営・異端ドラゴン(仮))

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構想設定

はじめに

この『公立駄文図書館生涯史編纂科御中』を作り始める際、いくつかの構想を脳内で練っていました。普段ならチラシのウラに書く程度のモノでも4月1日なら堂々とやれます。むしろいつもなら社会的体面を気にしてできなかったことを今回エイプリルフールの魔力を借りてやってのけてしまったような、そんな気がします。

と、いうことで多感な高校生が好んで書きそうな『公立駄文図書館生涯史編纂科御中』のプロットをせっかくですから掲載してみます。

あらすじ

舞台はある国のある図書館。公立図書館、という名がありながら、しかし誰もその名で呼ぼうとはしなかった。本を借りに行ってもそこにあるのはどこの誰ともわからない人物の自伝ばかり。その図書館を訪れたことのある者、ない者も皆いつしか嘲罵の意味を込めてこう呼び始めた、駄文図書館、と。

そんな駄文図書館に司書として勤めている一人の少女がいた。仮にも公務員でありながら何故年端も行かない子供が働いているのかは世の中(地域限定)のニーズに応えるためという事情があるらしいがこの際そんなことはどうだって構わない。とにかく齢十六にして偏屈な図書館で公僕をしている彼女、名は綴(つづり)・アライエンスという。彼女は三姉妹の次女であり、姉であり当然長女ということになりかつ同じ職場で働くアヤ、妹でありもちろん三女でありやっぱり同じ職場で働くメイと共に今日も駄文図書館で職務に励み、日々を生きる。この物語はそんな三姉妹のお話である。　　(以上上記ネタ画像より)

タイトル

『公立駄文図書館生涯史編纂科御中』という長いタイトルは完全な思いつきですが、それなりに気に入ってはいます。生涯史編纂というのはそのまま自分史を作る、ということ。自分史制作代行業を図書館自らが行い、完成した本を図書館に置く、という素晴らしい公共サービスとなっております。休まない・遅刻しない・働かないがモットーの公務員さんですが、この“公立駄文図書館”においてはなかなか忙しそうです。タイトルの最後の“御中”というのは作成を依頼した人が自分史制作のお礼として図書館にあてた手紙の宛名、というところから来ています。と、我ながらうまい繋がりを持たせてみました。安直ですけど。

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キャラクター設定

そんなものまで作ってしまうのが駄文同盟.com

そんなものまで作ってしまうあたりが駄文同盟.com。冷静に考えてみればそんなモノ作っておいたところで活用する機会はないんじゃないかという立派なオチがついています。それでも行くところまで行ってしまうのが駄文同盟.com。たとえそこが不毛の地でも……。

そもそもここで出てくるキャラクターは『駄文同盟.comマスコットキャラクター企画』から生まれたものでして、名前、イラストも外部の方からいただいたものを使用しています。本来ならこのエイプリルフールネタの前にそのマスコットキャラ企画が進展を見せなければならなかったのですが、[ver.2.1]への改装作業が長引いたこともあり未だに正式発表が行えていないという状況にあります。ですので以下の情報は今回ここで初のお披露目、かつ企画の本格スタート、ということになります。

次女＝綴・アライエンス

キャラクター設定画はコレ。原画はスイレンさんが担当し、名前は34通の応募の中から『00-赤眼』運営のちさん。3つのキーワードであらわすならば『明るく元気で』・『結構ドジな』・『がんばりやさん』 という王道すぎて逆に新鮮というスタイル。勤務は司書科で通常の図書館業務のほか生涯史を作ろうとする人を案内する役割を担っている……のだがなにせ16歳というこれまたアレゲな設定が働いて半人前。そう、明るくてドジっ娘なのがまだ許される16歳なのです。

長女＝アヤ・アライエンス

キャラクター設定画はコレ。原画は黒鳩さんが担当。3つのキーワードであらわすと『しっかりしているけれど』・『ちょっと天然系の』・『おねえさん』。これまた三姉妹の長女としてはガチガチな設定。 勤務は広報科で、世界各地を飛び回って生涯史を作りたがっている人を探し、あるいは生涯史作成に必要な素材を探す。公務員なんだから経費で豪遊してそうですが、なにせちょっぴり天然が致命的な22歳ですからそんな悪知恵は思い浮かぶはずもありません。

三女＝メイ・アライエンス

キャラクター設定画は……まだ存在していません。そう、ネタ画像にも書かれているとおり“原作でもまだ姿を見せていない”のです！！　3つのキーワードだと『現実的で』・『冷めた』・『ガキんちょ』。今巷で大流行のツンデレです。泣く子も黙り殺すツンデレです。 勤務は特殊業務執行部で生涯史を作成する際に発生する様々な障害を排除するというまたあからさまにツッコミ待ちのオンパレード設定。誰がなんと言おうがツンデレですから長女のことは『ねえさま』と慕うくせに次女をやたらライバル視するという二面性を標準で備えています。嘲笑と冷笑がデフォルトというちょっと心配なお子様14歳です。

お約束の小動物的マスコット＝(上略)フラムドール

魔法使いモノには定番の小動物マスコット。綴の設定画の左下に移っているなんだかFFのボムのような気がしてならない火の玉です。三姉妹という設定が作られる以前に作られたキャラクターですのでイマイチ忘れられがちですが、毒舌の日の精霊ということになっています。命名は『電子顕微鏡〜飛魚の徒然なるまま日記』運営の飛魚さん。フラムドールとはあの関東では知らない人のいない食い倒れ人形的マストアイテム(かなり違う)、黄金のう○ち！　→[コレ]　あくまで黄金の炎、という意味合いだそうですが、カタチといいテーマといいもうぴったり！！　ということで最終的に 『寿限無、寿限無、五劫のすりきれ、海砂利水魚、水行末、雲行末、風行末食う寝るところに住むところ、やぶら小路ぶら小 路、パイポ、パイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ　グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命のフラムドール』ということに落ち着きました。落ち着いたんですってば！　まぁ面倒なので『(上略)フラムドール』という名称でいこうかと。

さいごに

何故次女だけ他の2人と体裁が違うのか、何故生涯史なのか、などなど攻殻機動隊ばりの様々な背景があったりするのですがまぁそれはそれとして(本格的に後戻りできなくなりそうなので)。今後この『公立駄文図書館生涯史編纂科御中』がどうなるかは一切未定ですが、少なくともマスコットキャラクターの話はこれからマスコットキャラの押入れ(仮題)方面で進行してきますので是非コレを機に駄文同盟.comをブクマしてくださいね☆　……4月1日の記事(が一時的にindexでした)は女子中生のＨＰをモチーフに文章や構成を考えたのですが……さすがに自分に大丈夫かと問いかけたくなりました。あ、そういえば最大の誤算がありました。『科』じゃなくて『課』じゃないの？　……ど、どうなんでしょ……。

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After the April Affair

後日談

戦いは まだ はじまったばかりだ

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